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Q&A「なぜ通夜と葬儀ふたつお参りがあるの?」

カンボジア祈祷僧
Cambodia , 2005

人が亡くなると、まず夜に通夜が行われ、
翌日の昼間に葬式が行われる場合が多いですが、

なぜお別れの儀式を二回行う必要があるのでしょうか?

実は、もともと通夜と葬儀は意味が異なる行事です。

通夜は最近では「夜の葬式」といった感じですが、
本来は読んで字のごとく、故人の近親者だけで「夜通し」遺体を見守って過ごすことです。

それに対して一般の関係者も含めて、故人を偲び弔うのが葬儀です。

言ってみれば
通夜は、プライベートな行事で、始まりはあっても終わりはなく(夜通しなので)
葬儀は、パブリックな行事で、時間も決まっています

ですから、服装も通夜は平服で構わなく、葬儀は喪服で、というのが通例でした。
しかし、近頃は仕事の都合で葬儀は出られないから、
通夜にお参りするという参列者も多いので喪服姿が普通です。
前述のように実質葬儀を夜昼二回行うような状態です。


人によっては、通夜と葬式両方お参りする方もいます。
その場合「香典も二回包むの?」という疑問が出てきますが、
本来は香典は葬式に供えるものなので、通夜は手ぶらで構いません。
ただ、最近は葬儀社もその辺は詳しくないので、
通夜の受付けでも香典を受け取るような態勢になっています。
そう考えると、通夜のときに香典を供えて、葬儀は記帳のみというのが現実的かもしれません。


また遺族の通夜の過ごし方ですが、本来の意味にしたがって
夜通し寝ずに過ごしてしまうと、心身共に負担が大きいので
翌日の葬儀をよい状態でお参りできるように、睡眠時間は取るようにすすめています。

特に最近は、火葬後に初七日のお参りを希望する方も多いので
なおのこと葬儀当日は長丁場になりますので、
体力温存のためにも前日は静かにお過ごしいただきたいと思います。


それと、自宅で通夜を行ったり、通夜まで一日自宅に遺体を安置する場合など
火の扱いにはくれぐれも気をつけてください

「ロウソクと線香は一日決して絶やしてはいけない」など周りから聞いて
せっせと守っている方がいますが、そんなことはありません。

寺でもお参りのときだけ、ロウソクを灯し、香を焚きます。

ロウソクの火が燃え移って火事になった事例もあるので、
お参りする以外は必ず消してください
どうしてもロウソク・線香をつけていたければ、必ず誰かが見ているようにしてくださいね。


生きとし生けるものが幸せでありますように
このブログを読んでくれたあなたが幸せでありますように



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プロフィール

ハラジュンリョウ

Author:ハラジュンリョウ
大分市明西寺住職。
1972年生まれ。
武蔵野美術大学彫刻学科卒業。

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