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「僧」ってグループ名なんですか!?そうなんです

ダメークストゥーパ
India , 2005

AKB48の指原莉乃(大分市出身)が
HKT48へ移籍されるのは左遷なのか話題つくりなのか知りませんが
グループの決まりを破ってグループから追放されるのは、
「僧」の世界でもあることです。

「僧」というと、すぐに「僧侶」「お坊さん」と個人を連想しますが、
「僧」=「僧伽」=サンガ(samgha) で本来「出家者のグループ」を表わします。

ですから、仏教徒としての宣言、
三帰依

南無帰依佛 佛(ブッダ)をよりどころとします
南無帰依法 法(ダンマ)をよりどころとします
南無帰依僧 僧(サンガ)をよりどころとします


ブッダと教え(法)を頼りとするのは分かるけど、
お坊さんを頼りにっていわれると、ちょっと・・・という感覚は分かりますが、

あてにするのはお坊さん個人ではないのです。
ブッダを先生に、ブッダが教えてくれた法(ダンマ)を実践して
理想的な修行生活を送っているグループ(サンガ)を頼りにするということです。

理想的な集団生活を維持するために、規律を破る人間は追い出されてしまうのです。
その厳しさがあっての信頼感です。

なぜサンガは理想的な集団かといえば、当然ですけれど
ブッダとダンマが中心にあるからです。

なぜわざわざ書くかというと、サンガ(僧侶の集まり)であっても
ダンマが無い集団もあるからです。


こういうことを書くと、関係者から嫌がられますけど
ある有名な大教団の法要の最中に本堂の裏では大宴会が繰り広げられていると
そこに参加していた知人が教えてくれました。

伝統的な作法で有名なため、法要当日には参詣希望者で長蛇の列ができ、
なかなか本堂にも入ることさえ難しい位の大法要です。

「本堂には敬虔な檀家さんがお参りしているのに、裏では坊さんがみんな飲んだくれてるんですよ」
しかも先輩の僧が率先して酒を無理強いして飲ませていくそうです。


仏教教団を標榜するならば、行動規範の一番上に「法」(教え)を置いて欲しいですね。


昨年の4月にスマナサーラ長老に指導していただいた二泊三日の冥想合宿を開催したときのこと。

早朝と夕方にスマナサーラ長老と弟子のヤサ師とともに
参加者全員でパーリ語での読経をします。

ある時、読経の途中で長老とヤサ師の読経がズレて止まってしまい、
すかさず、ヤサ師が
「違います」
と指摘し、ヤサ師が唱え始めると、
そのまま長老もヤサ師に合わせて読経を再開しました。

この時、私はつくづくサンガというものは健全だと驚嘆しました。


それというのも、私が経験してきた範囲で日本での師弟関係で
弟子が師匠の過ちを指摘するということは、まずないことだからです。

私自身も、茶道や声明(読経)や生け花などの稽古で、
たとえ師匠が間違えても、それを指摘して恥をかかせるなんてもってのほか、
師匠が間違えたら、こちらも合わせて間違うくらいでないと思っていた節があります。


しかし、サンガでは「師」が絶対なのではなく
「佛」(ブッダ)と「法」(ダンマ)が絶対なので、
それを基準にして間違えたら、違ってるよというだけのこと。

スマナサーラ長老も以前
「袈裟の着方がおかしかったら、先輩後輩関係なく、それ少し短すぎますよ、
 とか指摘するんです。それがサンガなんです」とおっしゃっていました。

これこそ「法の下の平等」と思います。


そう考えると、法律だって「法」ですが、
日本の場合は「法」が絶対の法治国家ではないようです。

弁護士出身の政治家が法律どころか基本的人権や生存権という
憲法
さえないがしろにしているわけですから。


「法」に自分を合わせるのか
「法」を自分に合わせようとするのか

「僧」の話だったはずが、「法」の話になってしまいましたね。
「法」なくして「僧」は成り立たずということで。

写真は、ブッダ最初の説法の地サールナートにあるダメーク・ストゥーパを訪れたサンガ一行

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プロフィール

ハラジュンリョウ

Author:ハラジュンリョウ
大分市明西寺住職。
1972年生まれ。
武蔵野美術大学彫刻学科卒業。

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