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自然にまかせる・上

遺体
India , 2000

よく受ける相談に

「お墓を継ぐ者がいないので、将来どうすればいいのか?」
「子供は遠方で暮らしているので、お墓のことで負担を掛けたくない」

など、お墓や納骨しているお骨に関して不安を抱えている方が多いです。


そんな問題を解決する答えは二つ。



1)お骨は土に還す。
2)お墓参りが将来できなくなるのは当然と考える。



土葬の時代を思い浮かべてください。
火葬と違い、遺体が腐ってしまうので、すぐに埋葬する。
土の中で長い年数をかけて分解される。
おしまい。


火葬の時代になってからの問題は、骨壷のまま納骨するようになったことです。
骨壷に入った遺骨は、半永久的にそのままです。
身内が亡くなるたびに、どんどん遺骨が増えていくのです。

骨壷は本来「保管容器」ではありません。
「運搬容器」です。
1000℃近い高温で火葬した遺骨は熱いので、骨壷に入れて運ぶのです。
どこへ?お墓です。
お墓へ運んで、骨壷から出して埋葬したら、そこで終わりなんですが(そういう地域もあります)
納骨堂の普及もあり、骨壷のまま納骨するのが普通になってしまいました。
するとその骨壷は増えても、減ることは無いのです。
どんどん問題が先送りされている状態です。


つまり、昔から見ると、

不自然なことをしているので問題が生じているのです。
だから、解決方法は自然に戻すことです。


シンプルに土に還して、終わらせる。
それが一番丁重なんです。


ただ、残念ながら土に還せるようになっていない墓地や納骨堂が多いのも事実です。
だから、もし田舎に土に還せる古いお墓があったりしたら、それを使うのが一番です。
費用もかからず、言うことなしです。

「でも、そんな古いお墓も無いし、土に還したとしても、その後を見る人がいなかったらどうするの?」
そんな問いには、
次回 (2)お墓参りが将来できなくなるのは当然と考える。でお答えします。



ちなみに当寺の境内墓地も、骨壷で納骨している方がほとんどです。
ただ、当寺は現在お墓を建てているお宅も、いずれは後継者が絶えてしまうだろうと見越して
境内の一角に、土に還せる合同墓を設け、希望者はそちらへ埋葬できるようにしています。

http://myosaiji.sakura.ne.jp/pg137.html
明西寺ウェブサイトの関連ページです。ご参考までに


ヒンドゥー教徒も仏教徒と同じく火葬します。火葬した灰をガンジス川に流すことが、ヒンドゥー教徒の理想ですが、火葬もお金がかかるので、貧しい人の中には火葬せずに川にそのまま捨てられる場合もあります。
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プロフィール

ハラジュンリョウ

Author:ハラジュンリョウ
大分市明西寺住職。
1972年生まれ。
武蔵野美術大学彫刻学科卒業。

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