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まずは感謝

菩提樹
India , 1999

去る3月24日にお寺でダンマパダの勉強会を開きました。
ダンマパダとは法句経ともいい、経典の中でも最も古いものの一つで
お釈迦さまの肉声に一番近い経典とも言われています。

講義を担当するのは、
九州大学大学院にスリランカより留学中のデニヤーイェ長老。
来日して数年なのに、見事な日本語での講義です。

デニヤーイェ長老

2009年より隔月で続いた勉強会ですが、この3月で長老が大学院を修了されるので
残念ながら今回が最後の講義となりました。

お釈迦さまは、易しい言葉で深いことを語っているので、真意を分かるには
お釈迦さまと同じ修行をされている上座仏教(テーラワーダ仏教)のお坊さまに聞くのが一番です。
毎回の講義でうならせられていました。

今回もありがたい貴重なお話が盛り沢山でしたが、印象に残ったお釈迦さまのエピソードを二つだけ紹介します。
1)お釈迦さまは、35歳で覚られて、80歳でおなくなりになるまでの間

  相手を傷つけるような批判をしたことは一度もない。

  考えの違うものと意見交換はしたが、論争はしなかった。
  お釈迦さまは、言葉だけだなく、その人格でも相手を啓蒙した。


2)お釈迦さまが覚られて、ブッダ(正覚者)になっての最初の説法は
  修行仲間だった5人に向けてされたが(初転法輪)

  実は、それよりも前にブッダの最初の教えが説かれていた。
 
  お釈迦さまは6年の苦行を捨てたのち、大樹の下での冥想により覚り、
  覚ったのちもそのまま樹下で悟りの境地を味わい続けた。
  最初は樹を背にして座していたが、その後、樹の方を向いて座り続けた。


  ブッダの最初の法は、言葉ではなく、行動で示された。

  みずからの覚りをささえてくれた樹に対して、感謝の意を表したのだ。

  ブッダの法は、出家者に説かれた解脱の教えの前に
  誰に対しても大切なことを、まず説かれた。


  感謝しなくてはならない。
  感謝するには
  ささえてくれているものに気付かなくてはならない。




  まずは気付けるようにありたいものです。
  

  お釈迦さまが覚りを開いた樹は菩提樹と称されるようになりました。
  写真はインドブッダガヤの菩提樹。現在の菩提樹は三代目だそうです。
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プロフィール

ハラジュンリョウ

Author:ハラジュンリョウ
大分市明西寺住職。
1972年生まれ。
武蔵野美術大学彫刻学科卒業。

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