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Q&A「なぜ2年で三回忌なの?」

サールナートのブッダ像
India , 2005

葬儀の後、法事をつとめることになり、
皆さんが不思議に思うのが

「1年後は一周忌で、なぜ翌年に2年しか経ってないのに三回忌なの?」

これには二通りの理由が考えられます。
1・数え年の考え方で
  亡くなった日を1回目の忌日とし、丸一年目を2回目の忌日、
  丸2年目を3回目の忌日とする。
  だから、一周忌=二回忌とも言えます。

2・丸二年経った忌日は3年目の始まりという考え方。
  例えば、一年間は1月1日から12月31日までで、
  翌年の1月1日は2年目の初日です。
  今日6月1日に亡くなった場合、再来年の6月1日は2年+1日なので、
  3年目の始まりという意味で三回忌とする。


また、法事を何回忌のときにするかというと、地域や仏教宗派によっても違いがありますが
大体以下の通りです。

      (亡くなって)
一周忌    1年後
三回忌    2年後
七回忌    6年後
十三回忌  12年後
十七回忌  16年後
二十五回忌 24年後 ※二十五回忌をせず、二十三回忌・二十七回忌を行う場合も
三十三回忌 32年後 ※三十七回忌を行う場合も
五十回忌  49年後


この年忌法要の数え方は、
儒教の影響や日本の習俗なども混じって整えられてきたようです。


色々な説がありますが、

1・十二支を基本に12年単位の数え方
七回忌   半まわり(6年)経って
十三回忌  一まわり(12年)経って
二十五回忌 二まわり(24年)経って

そうすると、四まわり(48年)経って49回忌でなく、
50回忌なのは理由が分かりませんが
100の半分の切りがいい数字にしたのかもしれません。


2・「三」と「七」を基準とする考え方もあるようです。
  「三は数の小終、七は天の紀数」 (『禅林象器箋』)
  ※残念ながら、意味はよく分かりません。



それと、
「法事の日取りは先延ばししてはならない」
と法事を命日以外の日で行う場合、
是が非でも命日よりも前の日程でしなければ、という方がいますが

もともとは、「大事なことを先延ばしして忘れないように」 位の意味ですから
遅れた日程で法事を勤めても何も問題ありません。
拙寺の親戚(寺)の法事など命日より数ヶ月先にすることも普通にしてますから、
皆が都合よく集まれる日が良い日と考えてください。


また、法事は、親戚の旧交を温める親睦会のような役割もありますが
せっかく素晴らしい善行為をする機会ですので、

ただ読経を聞いて、飲食するだけでなく
落ち着いた心で、周りにも親切に接することを心がけたり、
仏教に通じている方は五戒を守ったりして、
いつも以上に心を良い状態に保つことを意識する
と法事の意義も深まりますね。


写真は、ブッダが最初の説法をしたサールナート(鹿野苑)に建つ
ムーラ・ガンダクティ寺院のブッダ像

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プロフィール

ハラジュンリョウ

Author:ハラジュンリョウ
大分市明西寺住職。
1972年生まれ。
武蔵野美術大学彫刻学科卒業。

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