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Q&A「名字の違う墓に納骨しても大丈夫?」

クシナガラ郊外の墓
India , 2005

納骨に関して、
「結婚して姓が変わったので、実家の墓には納骨できないんでしょうか?」
とか
「独身だった姉が亡くなり、うちのお墓に入れてあげたいけれど駄目ですか?」
などの質問を受けることがよくあります。


『名字の違う者は親族であっても、一緒に納骨してはならない!』
と思い込んでいる方が時々いますが

結論から言えば
「全く問題ありません!」


むしろ、これから少子化、非婚化がさらに進んでいくと予測されますので
できる限り一つのお墓に多くの人間が関わっていくことをおすすめします。
名字が違ったとしも、全く無関係な人の遺骨を入れるわけではないので、
広いこころで対処してください。


例えば、沖縄のお墓はかなり巨大で、住宅位の広さのものもあり
そこに親族一同が納骨するようになっています。
関わる人間が多ければ、お墓参りでも管理の面でも継続していきやすいので
理想的だなと思います。

最近増えている不特定多数の遺骨を納める合同納骨墓なども
親族という枠組みさえも超え、沢山の人が関わる理想的な共同墓という見方もできます。

一人っ子同士の結婚の場合、一組の夫婦が二組の老親の世話をしなければならない場合もあり、
可能であれば、それぞれの家のお墓でなく、一つのお墓に統合できた方が負担が少ないでしょう。


名字が違っても気にせず納骨してかまいませんし、
気になるなら複数の名字を並べて刻字してもよいし、
「南無阿弥陀仏」「南無釈迦牟尼仏」や、好きな言葉などにすれば、
名字とか一切関係なくなりますので、それも良いでしょう。


また「夫と同じ墓に入りたくない」、とか「嫁ぎ先の墓に入れて欲しくない」と言う方がいますが、
死んで使わなくなった体を燃やした結果が遺骨なので
遺骨は「その人そのもの」ではありませんし、遺骨に感情はありませんから
「一緒に入る」わけではありません。

遺族が故人を偲ぶために形見の遺骨を墓に納めているだけで、
「その人そのもの」が墓に入るわけではありません。

一緒に墓に入りたくないという気持ちは、相手に対する現在の感情の表れなので、
どうぞ生きている間に仲直りしてください。

しかも、どんなに希望を述べても
実際にあなたの遺骨を墓に納めるのは、あなたではないので、
残していく親族の判断にまかせておきましょう。

【関連記事】
自然にまかせる・上
自然にまかせる・下


写真は、ブッダ入滅の地クシナガラ郊外のヒンズー教徒のお墓。
火葬後、川に流し、墓を建てないのがヒンズー教徒の主流ですが、
地域によっては墓を建てる風習もあるそうです。
小さなストゥーパのようでカラフルです。



生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
このブログを読んでくれたあなたが幸せでありますように
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プロフィール

ハラジュンリョウ

Author:ハラジュンリョウ
大分市明西寺住職。
1972年生まれ。
武蔵野美術大学彫刻学科卒業。

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