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メイド・イン・ジャパン

朝食準備
India , 2000

ある人が、インドから来日した客人を迎えるにあたって
やはり、インド人にはカレーだろうと
美味しいことで評判のカレー屋で、もてなしたところ

そのインド人が、
「とても美味しいですね!
 これは、何ていう料理ですか?」
「・・・・・・」


日本のカレーも美味しいですけど、オリジナルは、といったらインドですね。
ただ、日本で発達した日本風カレーは、やはり日本人の舌には一番合っているでしょうね。
でも、だからと言って「日本のカレーの方が本物だ!」とは言えませんね。
(最近は日本中で本格的なインドカレーが食べられるようになりましたが)



たまに尋ねられるのが
「住職さんは、なぜ日本のお坊さんなのに、上座仏教の勉強をしているのですか?」

学校で仏教を学んだわけでもない私が
十数年前に突然、お寺という現場に放り込まれてしまい
それから
「仏教って何なの?」
という疑問を抱えた歩んできた結果
やっとブッダ本来の教えにたどり着いたというところです。

つまり本当のことを知りたいだけです。


誰しも自分が信奉していることが絶対と思いたいので
日本の大乗仏教が一番優れた仏教だ!とか
うちの宗派の教えがブッダが本当に説きたかった教えだ!とか
主張したいのも分かりますが、
日本人には日本の精神風土で発達してきた教えが
なじみがあり、親しみ易いですよねえ位しか言えません。


もちろん、スリランカやタイ、ミャンマーなどに現存している上座仏教の教えが
お釈迦さまのいた2500年前と全く変わらない、とは言えない部分もあるでしょうけれど、
東側に一番離れている日本にブッダ本来の教えが伝わったなんてのは
ちょっと無理がありますよね。


上座仏教のスマナサーラ長老
「科学技術や工業製品は、
 時代が進むとともにどんどん進化・発展していきます。
 しかし、仏教は最初に覚ったブッダが完璧なんです。
 完璧なものが、それ以上進化するわけないでしょう。
 どんどんかけ離れていくだけです。」


その点、実際にブッダが話されたというパーリ語で伝承される
(超保守的な)上座仏教にブッダの本来の教えが生きているというのは真っ当な考え方でしょう。

(もちろん、ブッダ本来の教えに出遭えたからといって、自分が努力しない限りは
絶対に覚ったりしませんけれど)

修行方法も、食べ物のように色々な好みがあっていいと思いますが
私はこれ以上回り道をしたくないので、
ブッダの教えてくれた最高のレシピを試したいと思います。

ニューデリー郊外 路上での朝食の支度風景

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プロフィール

ハラジュンリョウ

Author:ハラジュンリョウ
大分市明西寺住職。
1972年生まれ。
武蔵野美術大学彫刻学科卒業。

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